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Title Transcription
ジヘイ スペクトラムショウ シャ ニオケル ガメン オ カイシタ コミュニケーション
Authors
由留木 健悟
Keywords
自閉スペクトラム症
画面
コミュニケーション
Abstract
自閉スペクトラム症のある人にとって,デバイスを用いて文字によるやりとりを行うコミュニケーションは,有効なツールとなる可能性が指摘されてきた。しかし,近年ニーズが高まっているZoomやSkypeなどによるコミュニケーション,つまりデバイスの画面を介した状態での対面コミュニケーションについては,明らかでない部分が多い。画面を介した形で行われるコミュニケーションは,文字によるコミュニケーションとは異なる特徴を持ち,また,対面でのコミュニケーションとも異なる特徴を持つと考えられ,自閉スペクトラム症のある人に対してもこれまでのコミュニケーションと異なる影響を与える可能性がある。本論文では,画面を介したコミュニケーションが自閉スペクトラム症のある人に対してどのような影響を及ぼし得るのか,その特徴や先行研究をもとにして考察し,さらに今後必要となる研究の方向性を展望する。
Publisher
鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学専攻
Content Type
Departmental Bulletin Paper
ISSN
18834531
Journal Title
鳥取臨床心理研究
Current Journal Title
Tottori Clinical Psychology Research and Practice
Volume
13
Start Page
3
End Page
10
Published Date
2020-12
Text Version
Publisher
Rights
注があるものを除き、この著作物は日本国著作権法により保護されています。 / This work is protected under Japanese Copyright Law unless otherwise noted.
Citation
鳥取臨床心理研究. 2020, 13, 3-10.
Department
Faculty of Medicine/Graduate School of Medical Sciences/University Hospital
Language
Japanese