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Title Transcription
ハッタツ ショウガイ オ タイショウ トシタ オンライン ペアレント トレーニング ニオケル サンカシャ ノ コンナン サト ニーズ
Authors
小山 義晃
嘉手苅 瑠輝
黒田 里理
藤村 桃子
石畑 亜巳
荻原 大雅
由留木 健悟
山中 智央
佐辺 優斗
岩間 美咲
Keywords
オンライン
ペアレント・トレーニング
インタビュー
Abstract
ペアレント・トレーニング(PT)はオンラインでも実施され,親の養育ストレスおよび子どもの行動の改善が報告されている。この中でオンラインによる特有の困難さについて明らかにしていくことは重要である。本研究では,オンラインPTにおける親の困難さ(子どもの対応やオンラインコミュニケーション)およびニーズを明らかにすることを目的とした。鳥取大学方式のオンラインPTを受講した9 名を対象に,半構造化面接によるインタビューデータを質的に分析した。子どもが近くにいたときの対応については,KJ法によるグループ化をし,オンラインコミュニケーションの困難点や工夫点などはインタビューの回答をカテゴリー化した。その結果,子どもが近くにいる時の対応では〈子どもが一人で過ごせる工夫〉などが,オンラインコミュニケーションでは「会話のタイミングの取りにくさ」「機器トラブル」などがカテゴリーとしてあげられた。オンラインPT を実施する上での対象者への配慮について考察した。
Publisher
鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学専攻
Content Type
Departmental Bulletin Paper
ISSN
18834531
Journal Title
鳥取臨床心理研究
Current Journal Title
Tottori Clinical Psychology Research and Practice
Volume
14
Start Page
61
End Page
71
Published Date
2021
Text Version
Publisher
Rights
注があるものを除き、この著作物は日本国著作権法により保護されています。 / This work is protected under Japanese Copyright Law unless otherwise noted.
Citation
鳥取臨床心理研究. 2021, 14, 61-71
Department
Faculty of Medicine/Graduate School of Medical Sciences/University Hospital
Language
Japanese