フルテキストファイル
タイトルヨミ
バメン カンモクショウ オ ニンチ シタ サイ ノ ハハオヤ ニ ショウジル シンリテキ ハンノウ ノ シツテキ ブンセキ : カンモクジ シャ オ モツ ハハオヤ ノ シュキ オ トオシテ
著者
山中 智央 鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学専攻
井上 雅彦 鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学専攻 研究者総覧 KAKEN
キーワード
場面緘黙
障害児の親
親支援
抄録
本研究では,場面緘黙児・者の母親によって執筆された手記を通して,緘黙児・者の母親が場面緘黙といった名称をメディアや文献を通して,または教育関係者や医療関係者から情報提供された際にどのような反応が生じるのか分析を行った。分析ではテキストマイニングの手法を用いて,階層的クラスター分析を実施した。その結果,場面緘黙児・者の母親が場面緘黙といった名称を認知した際に生じる心理的反応には,【①緘黙症を重大には捉えない】,【②不安の増減】,【③ショックや後悔から早く治してやりたいと思う】,【④腑に落ちる感覚が生じる】,【⑤名称があることを知ってほっとする】の5 つが示された。これらの結果から,場面緘黙児・者を持つ母親に対する支援では, 母親自身が持つ不安への対処法を身につけることや,場面緘黙症について正確な情報を得られる環境の構築が重要になることが考えられた。テキストマイニングやクラスター分析を使用した研究手法の応用性について考察した。
出版者
鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学専攻
資料タイプ
紀要論文
ISSN
18834531
掲載誌名
鳥取臨床心理研究
最新掲載誌名
鳥取臨床心理研究
13
開始ページ
21
終了ページ
31
発行日
2020-12
著者版フラグ
出版社版
著作権表記
注があるものを除き、この著作物は日本国著作権法により保護されています。 / This work is protected under Japanese Copyright Law unless otherwise noted.
掲載情報
鳥取臨床心理研究. 2020, 13, 21-31.
部局名
医学部・医学系研究科・医学部附属病院
言語
日本語