@article{oai:repository.lib.tottori-u.ac.jp:00001444, author = {榊, 兵治 and Sakaki, Hyoji}, issue = {1}, journal = {鳥取大学教育学部研究報告. 自然科学, The Journal of the Faculty of Education, Tottori University. Natural science}, month = {Dec}, note = {緒言 いわゆる自然界の中で発生している音響は,開放的な人間の聴覚を刺激している。視覚については,いつでも見慣れている風景にときに美しいと思われる虹の光を見ることができたとすると,それから何かを感じ,それが美的なものとして印象づけられることがある。自然界のさまざまなメディアがわれわれの知覚に対しての刺激を伝達していることがよくわかるのである。しかし,このこと以外に成立する幻想的な空間の存在していることも認めざるを得ない。われわれは普通に光があるから物象の存在や変化を認識することができるのである。しかし,目をつむって視界からの視覚に対する刺激を遮断したとしても,なにか頭の中に残っている。このことは,音響についても同じことであって,聴覚の機能を外界から閉鎖することがあっても音は頭の中に残っている。またその頭の中の音を発音体を使って発音することも可能なことである。 聴覚をとりまく複合的な音響の中から選びだしたりして,その音響を分析していくことは,その人の強いそしてしつこい集中力を必要とするのである。 今回の研究は,音楽を科学的,倫理的に追及することよりも,人間の感受性を重視することとし,ブロックフレーテの響きとシゼンオンと音声との結合(競合を含む)を試みたものであり.それを聴者に伝達するためにどのようにすればよいかを考察したものである。}, pages = {22--35}, title = {ブロックフレーテの現代音楽への寄与について : ブロックフレーテの響きと自然音と音声との結合}, volume = {22}, year = {1971}, yomi = {サカキ, ヒョウジ and サカキ, ヒョウジ} }