@article{oai:repository.lib.tottori-u.ac.jp:00002016, author = {芳賀, 弘和 and Haga, Hirokazu and 小川, 滋 and Ogawa, Shigeru}, journal = {広葉樹研究, Hardwood research}, month = {Mar}, note = {森林小流域において,目標とする水需要レベルに対する水不足量と水余剰量のバランスについて,濁水と清澄水を考慮しながら把握できる集中化ハイドログラフを提案し,その解析手法や応用可能性についての試案を示した。集中化ハイドログラフの上昇部と下降部は,それぞれ河川水が濁っている日とそうでない日の流況曲線を用いて表現された。水不足量を濁水の余剰量で補うことができる最大の目標水需要レベルと清澄水の余剰量で補うことができる最大の目標水需要レベルは,それぞれ濁水供給ポテンシャル,清澄水供給ポテンシャルと定義された。既往の短期流出解析との対比から,集中化ハイドログラフのピーク付近における濁水流出率(疑似ピーク流出係数)と清澄水の減少特性(疑似逓減係数)が,それぞれ濁水供給ポテンシャル,清澄水供給ポテンシャルに関係する指標になりうると推測された。これらの水供給ポテンシャルは,源流域から下流域に至るまでの水と土砂の統合的管理にとって大局的な観点から示唆を与えるものであり,集中化ハイドログラフの有用性は高いと考えられた。}, pages = {17--25}, title = {集中化ハイドログラフの概念 : 源流域の水文特性と水供給ポテンシャルを評価するための新たな流況曲線解析法に関する試案}, volume = {17}, year = {2018}, yomi = {ハガ, ヒロカズ and オガワ, シゲル and オガワ, シゲル} }