@article{oai:repository.lib.tottori-u.ac.jp:00002025, author = {古志野, 豪 and 芳賀, 弘和 and Haga, Hirokazu and Koshino, Go}, journal = {広葉樹研究, Hardwood research}, month = {Mar}, note = {鳥取大学・蒜山の森の小河川に分布する流木(直径5cm以上)の腐朽状態について, 目視と指圧による方法とピロディン貫入試験器(Pilodyn 6J, Proceq)を用いる方法で調べた. 目視と指圧による方法では, 腐朽度を4段階に区分した(腐朽度1:樹皮がしっかりと付いている, 腐朽度2:樹皮がボロボロである, 3:樹皮は付いていないが材が堅い, 4:樹皮が付いておらず材が柔らかい).ピロディン貫入試験器による方法では, 流木に対して試験器から打ち出されるピンの挿入深(Pd値)を読み取った(最大4.0cm). この結果, 調査区間(長さ227m)に存在した323本の流木(平均直径15cm, 平均長141cm)のうち, 腐朽度1~4の割合はそれぞれ10, 3, 62, 26%であり, 大部分が樹皮の付いていない流木(腐朽度3と4)であった. 腐朽度4のPd値については, ほとんど(92%)が35mm以上であり, 材の腐朽はかなり進んだ状態と判断できた. これに対して, 腐朽度3の流木については, Pd値のヒストグラムが10~40mmまで幅広い分布を示しており, 腐朽の進行状態には大きなばらつきがあると判断できた. 今回用いた腐朽度1~4の区分は既往の研究においても用いられている区分であるが, 本調査地のように腐朽度3の流木が卓越する場合には不向きであると推察された.}, pages = {23--26}, title = {蒜山の森の小河川に滞留する流木の腐朽状態}, volume = {15}, year = {2013}, yomi = {コシノ, ゴウ and ハガ, ヒロカズ and コシノ, ゴウ} }