@article{oai:repository.lib.tottori-u.ac.jp:00002026, author = {遠藤, 祐子 and 佐野, 貴洋 and 林, 文音 and 芳賀, 弘和 and Haga, Hirokazu and Endo, Yuko and Sano, Takahiro and Hayashi, Ayane}, journal = {広葉樹研究, Hardwood research}, month = {Mar}, note = {中国山地中央部に位置する鳥取大学・蒜山の森のコナラ林流域において, 降水, 林内雨, 土壌水, 地下水, 河床間隙水, 及び河川水の濃度分布を調べた. 2010年4月から2012年8月までの間に, 月に1~5回の頻度でこれらの水を採取し, 窒素とリンの濃度を分析した. 中央値に着目すると, 溶存態窒素の濃度は, 降水(0.39~0.59mg/l)よりも林内雨(0.60~0.67mg/l)はわずかに高く, 土壌水(1.92~2.93mg/l)はさらに高かったのに対し, 地下水(0.13~0.07mg/l), 河床間隙水(0.23~0.31mg/l), 及び河川水(0.20mg/l)は低かった. 溶存態リンの濃度は, 降水(0.003~0.004mg/l)よりも林内雨(0.015~0.039mg/l)で顕著に高かったのに対し, 土壌水(0.002mg/l), 地下水(0.001~0.002mg/l), 河床間隙水(0.001mg/l), 及び河川水(0.002mg/l)で低かった. 懸濁態の濃度については, 窒素もリンも林内雨で高く, 河川水で低かった. 全窒素と全リンについては, いずれも降水(全窒素:0.47~1.08, 全リン:0.007~0.019mg/l)よりも河川水(全窒素:0.27, 全リン:0.006mg/l)の方が低かった. これらの結果は, 当該地域の物質循環や水環境の研究にとって重要なバックグランドデータとなりうる.}, pages = {27--32}, title = {コナラ林流域における降水, 林内雨, 土壌水, 地下水, 河床間隙水, 及び河川水の栄養塩濃度}, volume = {15}, year = {2013}, yomi = {エンドウ, ユウコ and サノ, タカヒロ and ハヤシ, アヤネ and ハガ, ヒロカズ and エンドウ, ユウコ and サノ, タカヒロ and ハヤシ, アヤネ} }