@article{oai:repository.lib.tottori-u.ac.jp:00004292, author = {山中, 智央 and 井上, 雅彦 and Inoue, Masahiko}, journal = {鳥取臨床心理研究, Tottori Clinical Psychology Research and Practice}, month = {Dec}, note = {本研究では,場面緘黙児・者の母親によって執筆された手記を通して,緘黙児・者の母親が場面緘黙といった名称をメディアや文献を通して,または教育関係者や医療関係者から情報提供された際にどのような反応が生じるのか分析を行った。分析ではテキストマイニングの手法を用いて,階層的クラスター分析を実施した。その結果,場面緘黙児・者の母親が場面緘黙といった名称を認知した際に生じる心理的反応には,【①緘黙症を重大には捉えない】,【②不安の増減】,【③ショックや後悔から早く治してやりたいと思う】,【④腑に落ちる感覚が生じる】,【⑤名称があることを知ってほっとする】の5 つが示された。これらの結果から,場面緘黙児・者を持つ母親に対する支援では, 母親自身が持つ不安への対処法を身につけることや,場面緘黙症について正確な情報を得られる環境の構築が重要になることが考えられた。テキストマイニングやクラスター分析を使用した研究手法の応用性について考察した。}, pages = {21--31}, title = {場面緘黙症を認知した際の母親に生じる心理的反応の質的分析 : 緘黙児・者を持つ母親の手記を通して}, volume = {13}, year = {2020}, yomi = {イノウエ, マサヒコ} }