@article{oai:repository.lib.tottori-u.ac.jp:00007422, author = {砂村, 直洋 and 久郷, 裕之 and Kugoh, Hiroyuki and Sunamura, Naohiro}, issue = {1}, journal = {細胞工学, 細胞工学}, month = {}, note = {ヒトゲノムの解読により, タンパクをコードするmRNAは全RNAのわずか1.5%に過ぎず, 残りの98%はタンパクをコードしていない非コードRNA(non-coding RNA: ncRNA)で占めていることが明らかとなった. それに加え, 近年, ENCODEプロジェクトにおいて, 長鎖非コードRNA(long non-coding RNA: lncRNA)は, ヒトの〜9000ものゲノム領域から転写されていた1). これまでlncRNAには, がん抑制遺伝子Ink4遺伝子座の発現制御に関わるANRIL, ゲノムインプリンティングに関わるKCNQ1OT1/LIT1, Air, HOX遺伝子の転写抑制に関わるHOTAIRなどが知られている. 最近では, 代謝の再プログラミング化に関与するlncRNAとしてlincRNA-p21が見出された. このように, lncRNAもまた機能性RNAとして様々な生体制御機構に重要な役割を担っている. 本稿では, lncRNAの中でもクロマチン上に集積(コーティング)することで染色体全体あるいは, 局所的にヘテロクロマチン化を誘導するユニークな遺伝子発現制御に関わるXistおよびKCNQ1OT1/LIT1に着目し, 最新の知見から遺伝子発現制御や疾患との関わりについて考察する.}, pages = {14--23}, title = {長鎖ノンコーディングRNA による染色体ドメインレベルの遺伝子発現制御}, volume = {34}, year = {2015}, yomi = {スナムラ, ナオヒロ and クゴウ, ヒロユキ and スナムラ, ナオヒロ} }