@article{oai:repository.lib.tottori-u.ac.jp:00000825, author = {寺本, 和則 and 石田, 弥寿雄 and Teramoto, Yoshinori and Ishida, Yasuo}, issue = {1}, journal = {鳥取大学教育学部研究報告. 教育科学, The journal of the Faculty of Education. Educational science}, month = {Aug}, note = {研究の結果得られたものは,大要次のとおりである。 ○音量を求める場合は,母音「ア」を用いることが望ましい。 ○正確な音高を求める場合は,母音「イ」を用いるのが適切である。 ○ロングトーンの訓練には,気息量の少ない母音「イ」を用いるのが効果的と考えられる。 ○発声の開始時は,「約0.1秒遅れて正常に近い音高に達する」ことが認識できた。 ○発声の終止時は,「ア」で発声する場合,かなり低下する傾向があるので,下降しないように「支え」に配慮する必要がある。訓練課程においては,下降しにくい「イ」を用いるのが有効であろう。 ○計器による測定結果と人間の聴覚による識別結果には,全般的に整合性が認められる。このことは,被験者の識別能力が概ね正確であることを証明している。 フースラも,「経験に頼るのみでなく,できるだけ科学的に発声のメカニズム・発声の実質を把握することが必要である。」という要旨を述べているが,被教育者の正確な実態把握をベースとして,指導力の感性を磨いていくことが大切と考える。}, pages = {49--61}, title = {発声能力に関する分析研究(第Ⅲ報) : 母音「ア」と「イ」の音髙とその安定度について}, volume = {30}, year = {1988}, yomi = {テラモト, ヨシノリ and イシダ, ヤスオ and テラモト, ヨシノリ and イシダ, ヤスオ} }